桜花賞レコードで圧勝したグランアレグリア

 

昨年のアーモンドアイに続く、怪物牝馬誕生を予感させる勝利。

掲示板に映し出された1分32秒7は、アーモンドアイが叩き出したタイムよりも0.4秒速い驚愕の桜花賞レコード。

グランアレグリアの見せた圧勝劇。それは牝馬3冠制覇、先日天に召したウオッカに次ぐダービー制覇など、競馬ファンが彼女に壮大な夢を抱かせるに値する。

しかし、そんな夢は勝利に導いた男に一蹴されつつある。

 

グランアレグリアがレースレコードで桜花賞制覇

2019年4月7日、阪神競馬場で牝馬クラシックの1冠目となる桜花賞が行われた。

レースはルメール騎手騎乗の2番人気・グランアレグリアが後続に2馬身半差をつけ、レースレコードで圧勝。鞍上のルメール騎手は桜花賞2連覇となった。

前走チューリップ賞で激走したタガノピンクダイヤが、内から末脚のばして2着。阪神ジュベナイルフィリーズで2着したクロノジェネシスが外から鋭く追い込んで3着。2歳牝馬チャンピオンに輝き、前走トライアルのチューリップ賞を勝って臨んだ1番人気ダノンファンタジーは4着に終わった。

グランアレグリアは年末に行われた朝日杯フューチュリティステークス以来、約3か月半以来のレースであったが、その影響を微塵も感じさせなかった。4番手でレースを進めた彼女は、ルメール騎手の4コーナーからの早めの仕掛けに応え、直線入口で堂々と先頭に躍り出る。

4コーナーで先頭に立つグランアレグリアとCルメール

 

直線に入ってもルメール騎手の手は持ったまま、グランアレグリアの手応えは抜群。直線半ばでスパートすると、後続との差はあっという間に広がり、最後は2馬身半差の圧勝。

勝ちタイム1分32秒7は、昨年のアーモンドアイのタイムを0.4差縮める桜花賞レコード。昨年牝馬三冠、そしてジャパンカップを制覇し、今年はドバイに渡って世界の強豪相手に圧勝したアーモンドアイだが、それを超えるレコードタイムを叩き出したグランアレグリアに、競馬ファンは無限の可能性を抱く。

昨年のジャパンカップを制したアーモンドアイ

 

 

しかし、その可能性は勝利に導いたルメール騎手の一言によって、大きく縮小されることになりそうだ。

 

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グランアレグリアの次走はNHKマイルカップ?

勝利後のインタビューで、ルメール騎手は以下のように語った。

2400m⋯⋯大変そう、難しそうと思います(?)

 

2連覇で桜花賞取れてすごく嬉しいです。

今日は平成で最後の桜花賞でした。クラシックレースはいつも特別な競走です。すごく嬉しいです。ありがとうございます。

(前走阪神マイルで敗れたが、今日の戦略・タクティクスは?)

えー、大阪杯⋯⋯あ、大阪杯じゃない⋯⋯(汗)、朝日杯FSから、この馬の勉強をしました。前回は(上りの)速い脚を出来なかった(使えなかった)。今日は早めに大外から仕掛けていきました。長い脚でゴールまで頑張ってくれました。今日は馬が心身共に充実していましたので、よく頑張ってくれました。

(距離が伸びてどうか?)

スピードがたくさんあると思います。2400mにいけるかどうかまだわからないけど、まあ⋯⋯あの、スピード使うね(苦笑)。大変そう、難しそうと思います。でもすごくいい馬です。また絶対にG1を勝てる。

今年はファンが競馬場にたくさん来てくれました。ありがとうございます。毎年毎年もっともっといる(増え続けている)。すごく嬉しいです。また来年、ありがとうございました。

 

スピード豊富で長距離は厳しそうだと、彼は明言した。ルメール騎手は昨年リーディングジョッキーに輝き、かつ武豊騎手の持つ年間最多勝記録を塗り替えた。それほどの騎手の言葉は、距離延長が不安であるということの何よりの証明だ。

そんな彼を疑うわけではないのだが、その信憑性は如何ほどのものか。

昨年、アーモンドアイで桜花賞を勝った時は、以下のように語った。

 

アーモンドアイはチャンピオンホースです。僕はパッセンジャーだった。何もしなかった。

今日(の勝利)はトリプルクラウンを考えられると思います。絶対に2400mはいける。

 

明らかに昨年の方がトーンが高い。アーモンドアイの三冠制覇の可能性と距離が伸びても平気であることを明言し、実際にその通りになった。

グランアレグリアはルメール騎手からすれば、アーモンドアイには届かない存在と見ているとして間違いなさそうだ。距離が伸びて難しそうと名手が語る以上、グランアレグリアの次走はNHKマイルカップあたりが有力か。

彼女の距離適性がマイル付近であるにしても、それはそれで面白そうだ。3歳牝馬による安田記念制覇など、なかなか夢のある話ではなかろうか。

 

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家族サービスのお花見中でも⋯⋯

小生も一児を育てる身であり、休日とはいえ家族サービスが必要とされる。

桜と戯れる1歳児

 

初めて見る満開の桜に、娘も感慨ひとしおだった模様。

そんな家族サービス中でも、週末の勝負は避けられない宿命。娘の面倒を見つつも、中山6Rの買いの条件を見逃すわけにはいかない。中山1600m+スクリーンヒーロー産駒と武藤雅、馬券圏内に高確率で絡む組み合わせを、スマホ片手にチェックする吾身。

中山6Rと花見家族サービスを両立

 

こういう好条件はきっちり押さえ、勝ちを確定させねば。

人気馬の複勝を侮るなかれ

 

こんな日々を綴る毎日も、すべては家族の為。

生命としての役割を担うべく、明日もまた何を書こうか悩み続ける。

 

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