すっかり広島のスラッガーとして名を馳せてしまっている彼だが、元は千葉県民である。しかも勝浦市という千葉でも南の方に位置する町の出身で、生粋の千葉っ子である。

そんな彼が、再び房総の地へ足を踏み入れんとしている。

この記事を書いている所生が千葉出身だから、彼のロッテ入りの可能性に関しては、自然と力が入ってしまう。

彼のロッテ入りの可能性と共に、懐かしの映像を交えながら、丸佳浩という男の人生を追って行きたい。

広島の丸にロッテが獲得調査

ロッテが今季、国内FA権の取得条件を満たした広島・丸佳浩外野手(29)の獲得調査を進めているとのこと。

長打力不足が深刻なチームにとって、地元・千葉県出身のスラッガーはチームの補強ポイントと合致。しかも球団は今季、黒字となる見通しで、4年20億円規模の資金を投入できる態勢を整えられるらしい。

井口監督就任1年目は1試合を残し、10月13日時点で5位が確定。長打力不足に陥った今季は12球団ワーストの78本塁打。4番に座った井上晴哉が24本塁打と孤軍奮闘したが、2桁本塁打は彼一人のみ。

得点力不足と散々批判を浴び、セリーグ最下位に沈み、金本監督辞任まで追い込まれた阪神。その阪神よりも本塁打(85)が少ないとは、驚きである。

丸選手は、今季、打率・306、39本塁打、97打点と広島のリーグ3連覇に貢献。走攻守3拍子揃ったユーティリティな中距離ヒッターというイメージがあったが、今期は打の面で大きく進化。DeNAのソト選手と最後までホームラン王争いを演じ、完全に長距離砲へと姿を変えた。

ZOZOマリンは甲子園とは逆で、右翼方向へ吹く「浜風」で左打者が有利とのこと。しかも来季は最大で外野フェンスを4メートルせり出す「ホームランラグーン」が設置され、本塁打量産も期待できる。

チームはまさに、丸を必要としている。争奪戦になった場合でも、他球団とも十分に戦える資金を用意できるが、怖いのは某在京球団だ。オレンジの悪魔はあの手この手で選手をかっさらっていく。新政権になり、戦力が整った来期、当然優勝を狙ってくるだろうが、丸が広島からいなくなっただけでも、当球団だけでなく、セリーグ全球団にとっては美味しい話。ロッテが本気で丸を獲りに来るなら、そうそう顔を突っ込んでこないとは思うが⋯⋯。

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広島の丸の高校時代の映像

丸選手は千葉へのゆかりも大きい。千葉県勝浦市出身。千葉経大付では06年夏、07年春の甲子園に出場した。映像を交えて、彼の懐かしの勇姿をお届けする。

ロッテは地域密着を掲げており、地元出身では今季、習志野市出身の福浦選手が生え抜き選手として通算2000安打を達成。13年オフには松戸市出身の涌井投手を西武からFAで獲得している。

丸選手にとっても、チームカラーが合うはずで、今以上の活躍を見せてくれるはずだ。

あとは本人の気持ちだろう。

カープはリーグ三連覇を成し遂げたが、まだ日本一は獲れていない。丸選手がカープを去る決断をするならば、日本一を達成したらという気持ちが強いかもしれない。チームの為にやることはやって、残りの野球人生は、地元の球団に身を捧げると。今後、そんな美談が成立すれば、野球ファンとしては実に酒のつまみになる展開だ。

 

※追記(2018年10月25日)

丸選手の移籍に関しては、現在情報が錯綜している。

ロッテ移籍報道は報知新聞から発せられたが、その後すぐに削除されたとのこと。某在京球団が情報操作しているとの噂も。

そもそも、ロッテに4億以上の複数年契約をする財力などないという話もある。また、昨季台湾の3冠王である王柏融(ワン・ボーロン)、メジャー通算344発のホセ・バティスタの獲得調査に乗り出したと、ロッテに対し大物外国人に関する報道が相次いでいる。ロッテの補強に関しては、不透明。

そして、丸選手は元々、某在京球団に憧れており、松井信者だという。そうなれば、やはり財力に勝るオレンジの球団が掻っ攫っていってしまうのか。そうなれば、確実にファンからの批判は免れない。

とはいえ、家族愛の強い丸選手。子供の転向などを考えると、広島に留まるのではないかとの憶測もある。

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金が誠意なのか?

よく、プロ野球選手が移籍の会見時に「一番誠意を感じた」という言葉を使うが、結局はお金なのだろうか。

そういう選手もいるだろうが、本当の誠意とは、やはり気持ちなんだろうと思う。

何となくだが最近、仕事はお金が全てでは無く、自分にとってやりやすい環境、周囲がウチで仕事をして欲しいという誠意なのだと感じるところがある。

自分にとって仕事とは何かを、今一度、考えさせる移籍騒動であった。

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