青森山田高校 バスケス・バイロン

 

青森山田3-1流通経済大学柏

超攻撃的サッカーを展開する青森山田と、鉄壁の守備を誇る流通経済大学柏の頂点争い。

その均衡を破ったのは、異国の地の血を引くも、埼玉県で育ったドリブラーだった。

 

第97回高校サッカー決勝前半

前半4分
流経柏がMF熊澤の2本のロングスローからチャンスを作るも得点ならず。

前半8分
青森山田の波状攻撃を流経柏が必死の守りで凌ぐ。

前半11分
流経柏、フリーキックからDF関川のヘッドも弾かれる。

前半17分
流経柏、再びMF熊澤のロングスローも得点ならず。

※流経柏がシュート8本と押し気味に試合を運ぶ。

前半20分
青森山田MF檀崎が前を向いてドリブルも左サイドに追いやられる。

前半26分
青森山田MF檀崎が、中央付近でドリブルで切れ込み、ミドルレンジからシュートもバーの大きく上をいく。

前半30分
【GOAL!】流経柏、右コーナーキックからDF関川のヘディングが、GK飯田の腿に当たりながらもゴールネット右に突き刺さる!(青森山田0-1流通経済大学柏

前半39分
【GOAL!】青森山田、右サイドから裏をついてFW佐々木がボールを受けると、ドリブルでゴール付近まで運んだ後、中央へ正確なグラウンダーのクロス。最後はMF檀崎が左足で押し込み、追い付く!(青森山田1-1流通経済大学柏

前半44分
青森山田の右サイドからのセットプレー。MF武田左足のクロス気味のシュートが、ゴールポスト左に当たる。惜しくも勝ち越しならず。

※前半終了
流経柏は序盤から精力的に攻め、青森山田の攻撃も自慢の堅守で凌ぎ、流れを作る。その中で関川のコーナーキックからの先制ヘッドが生まれる。

しかし、青森山田も中盤のパス回しが通り始めると、流れを徐々に引き寄せる。その中で生まれた前線へのフィードが、流経柏自慢のDFラインの裏を付き、佐々木→檀崎のゴールで追いつく。

両者自慢のセットプレー、エースストライカーによるゴールと、長所を存分に生かす譲らない展開。

 

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第97回高校サッカー決勝後半

後半4分
青森山田、左サイドからMF檀崎の突破から左コーナーキックを得るも、得点に繋がらず。

後半9分
青森山田、左サイドからMF檀崎のボールキープからDF豊島のクロスも、サイドネットへ。

後半10分
青森山田、DF澤田のロングスローから、MF武田の右足ボレーも、GK松原に阻まれる。

後半12分
青森山田、MFバスケスのドリブル突破からファウルをもらい、中央付近でフリーキックを得る。MF武田が左足で直接狙うが、GK松原の正面。

後半17分
【GOAL!】青森山田、右サイドからMFバスケスのドリブル突破から、中央へクロス。相手DFの股を潜ったボールはMF檀崎の前に渡る。檀崎の放った右インサイドキックのシュートは、ゴール右ポストに当たりつつ、ゴールに吸い込まれる。

青森山田が逆転!(青森山田2-1流通経済大学柏

※流経柏は自慢の前線からのプレスがなかなか機能せず、流れを作れない。青森山田は、相手が受け身に回り、下がったディフェンスラインをMFバスケスが得意のドリブルでつき、檀崎の逆転ゴールを生んだ。

後半24分
流経柏、ようやく高い位置でFW左部が奪い、シュートも相手に当たり、コーナーキック。

後半29分
流経柏、再びMF熊澤のロングスローも、DFに跳ね返される。

※埼玉スタジアム2002は5万4千人の大観衆と発表!

後半36分
流経柏、途中出場の渡会に代え、1年生清宮を投入。DF関川が前線の位置へ。勝負をかける。

後半38分
青森山田、右サイドの前線でMFバスケスがボールキープ後、ファウルをもらい、フリーキックを得る。

後半41分
DF関川が高い位置でボールキープし、コーナーキックを得る。DF芹田の右足から蹴られたボールを関川が合わせるも、ゴール右へ逸れる。

後半43分
【GOAL!】青森山田、センターライン付近から浮き上がったパスを、FW小松がDFラインの裏を突いてもらうと、ゴール前までドリブルで駆け上がり、GK松原と一対一に。最後は右足で冷静に流し込む!

青森山田がダメ押し!(青森山田3-1流通経済大学柏

※青森山田は相手の高めに押し上げられたDFラインの裏を見事に突いた。点が欲しい流経柏だったが、前がかりとなったDFラインが集中を欠き、オフサイドを取れず手痛い失点となった。

後半49分
試合終了!(青森山田3-1流通経済大学柏

 

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第97回高校サッカー決勝評価

前半は流経柏のDFラインが集中した守りを見せ、流れを掴んでいた。しかし、その一瞬の隙を突き、相手の裏を取った青森山田が追い付くと、その流れを引き戻した。

後半は終始青森山田ペース。流経柏のプレッシングサッカーは最後まで機能しなかった。下がったDFラインを再三、青森山田のMFバスケスにドリブルで突かれ、相手に完全に主導権を握られた。逆転を許した後、前がかりにボールを奪いに行ったが、青森山田の集中した守りがなかなか崩せず、焦りが見え始める。逆に落ち着いて試合を運んだ青森山田は、終盤に高くなった相手のDFの裏を突くこともでき、ダメ押しゴールも決めることができた。

少ないチャンスを確実にモノにし、流れを引き寄せた青森山田の攻撃力が光ったゲームだった。特に後半、いわきFCに内定しているバスケスの突破力が素晴らしく映えており、2ゴールを決めた檀崎よりも、この試合においては高く評価されて然りであろう。

 

 

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