大体こうなることを予測できていた虎党も、多いのではなかろうか。北條が怪我したあたりから、大分危ない匂いがしていた。

「巨人は3位でも辞めないといけない」

あのチームは、特別な事情があるから仕方ないが、最下位という結果は、やはり聞こえが悪い。

金本監督なき後、来期の阪神タイガースの展望を探ってみることにする。

スポンサーリンク

金本監督がチーム最下位の責任を取り辞任を発表

阪神の金本知憲監督(50)が2018年10月11日、自身が今季限りで辞任すると発表した。

就任3年目の今季は1試合を残し、61勝79敗2分。2001年以来となる17年ぶりとなる最下位が確定。

前日10日の甲子園最終戦では、試合終了後、集まったファンに向け「私の力足らずのため、こういった結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたいと思います」と陳謝。

前日に辞任の申し出を受けた球団の揚塩健治社長(57)も慰留はしたが、彼の決意は固かった。後任の監督については「これから早急に」と話すにとどめ、まだ、だれの名前も挙がっていない様相だ。

小生が地獄の14連戦と表現した結果は、こうなった。

9月27日(木)VS DeNA 甲子園 ●
9月28日(金)VS 中日   ナゴド ●
9月29日(土)VS 中日   ナゴド ○
10月1日(月)VS DeNA 甲子園 ●
10月2日(火)VS 広島   マツダ ●
10月3日(水)VS 広島   マツダ ●
10月4日(木)VS ヤクルト 甲子園 ●
10月5日(金)VS 中日   甲子園 ●
10月6日(土)VS DeNA 甲子園 ○
10月7日(日)VS ヤクルト 神宮  ●
10月8日(月)VS ヤクルト 神宮  ●
10月9日(火)VS 巨人   甲子園 ●
10月10日(水)VS DeNA 甲子園 ○
10月13日(土)VS 中日   ナゴド 14:00~

現在、3勝10敗。この結果、惨状と見るか、必然と見るか。

小生は直近、こんなことを拙論していた。
阪神の連戦まとめ!CS進出の可能性は?それともこのまま最下位で?

14連戦を迎えるにあたり、3つの可能性を示唆。
①連勝を重ねて、CSを当確。
②連敗続きで借金膨らみ、断トツの最下位
③ベテラン勢の踏ん張りも、ギリギリでCS進出逃す

②の結果が妥当と見ていたが、やはりそうなった。首脳陣にテコ入れが入ることは間違いないが、監督まで変わることは想定外であった。

人気選手であったから、客を呼べる人材であっただけに、球団も引き留めに必死であったが、彼の意志は固かった。

元々、監督経験が無く、問題が山積みの阪神という球団を立て直すという責務は、荷が重すぎると、断りを入れていた御身。しかし、数々の諸先輩方から助言があり、采配を振るうことを決断。

最下位という結果は、監督一人の問題では無い。

一番問題視された打撃に関しては、糸井や上本、北條ら、調子の良い打撃陣が相次いでケガに遭い、大金掛けてつれてきた外国人が思いの外で、昨年ブレイクした中谷ら期待の若手がパッとせず、選手に責任が寄るところもある。

あとは何と言ってもそれを育成する打撃コーチに問題あり。現役時代は小技と守備のイメージしかない平野氏は打撃コーチとして適任だったのか? そして何より悪名高いヘッドコーチ兼打撃コーチ。2軍監督と入れ替えなんて話も出ているが、とんでもない。早くこの球団から去るべきである。

 

金本監督の後任と課題の打撃陣

監督の後任はひとまず置いておいて、問題の打撃陣のテコ入れとして、打撃コーチに和田一浩氏(46)を招へいすることになっていた。

金本監督と和田氏は大学の先輩後輩の間柄ということもあり、この人事が浮上してきたものと思うが、この話も一旦白紙になるのだろうか。2000本安打達成、生涯打率3割など、和田氏の打撃実績は素晴らしいものがあるが、金本監督と同じ叩き上げの努力家で、何よりコーチ経験が無い。連れてくるなら打撃コーチとして実績をある人を招へいすべきと思うのだが、これに関してはやってみないとわからない。和田氏が来てくれれば、平野コーチも本来属するべき守備・走塁コーチとして役割を果たすことが出来る。そして上述のヘッドコーチ兼打撃コーチの居場所もなくなってくれれば⋯⋯。

監督人事に話を戻そう。

まず有力候補に挙げられるのは、矢野2軍監督であろう。

今年は2軍監督としてファームで阪神を優勝に導き、金本政権下では2016年~2017年にバッテリーコーチとして活躍。何より、捕手出身の監督という点に好感が持てる。

2014年に日本シリーズに導いた和田豊氏(56)の復権なんてどうだろう。

ヤクルトは小川監督が復権して2位という結果を得たが、それに乗じて阪神も⋯⋯。ただ御身は球団本部付テクニカルアドバイザーという立場にあり、当時はマートンやゴメスといった強力な外国人野手がヒットしており、若手が全く育っていなかった。

金本監督との意向の違いで辞任したこの方は、戻るチャンスでは?

現在、掛布雅之氏(63)は球団史上初のオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーを務めているが、打撃コーディネータ時代、2軍監督時代には、多くの若手を育て、彼らが1軍でプレーする姿を目にした。ミスタータイガース、そろそろもう一度、日の目が当たっても良い頃合いではなかろうか。

スポンサーリンク

来期の阪神打線の妄想

来年の打順を以下のように妄想してみると、なかなかの布陣ではなかろうか。彼らが十分に力を発揮すれば、最下位からの優勝も夢ではない。投手陣は安定しているのだから。

糸原(二)
北條(遊)
上本(中)
糸井(右)
中谷(一)
福留(左)
大山(三)
梅野(捕)
投手

糸原、北條は今年の中盤から後半にかけ、安定したバッティングを披露していた。来期もこの二遊間はしっかりと固定してもらいたい。

少し妄想的なのが怪我の多い3番上本。上本のゴロ処理とスローイングがあまりに不安過ぎる。脚の速さを活かし、外野へコンバートしたらどうだろうか。ハマれば守備範囲の広いセンターの誕生で、堅守のセンターラインが固定でき、投手陣の負担も減る。

糸井に4番を頼り切りなのもいかがかと思うが、現状、彼を超える強打者がいない。そのあたりの不安を払拭してくれるのが、中谷、大山、陽川なのは間違いなかろう。その辺は、新打撃コーチの手腕に期待したい。

福留もいい加減、クリーンナップを任されるのも疲れるだろう。決して悪くない成績だが、他のチームからしたら、下位打線にいて然るべき成績だ。というより、誰か福留のポジションを奪うような若手が早く出てこないものか。

梅野もようやく正捕手として板についてきた感じがする。抜群の投手陣も、彼のリードに大変助けられたのではなかろうか。後半に打撃を調子を上げてきたが、肝心のチームが後半に失速してしまった。

とにもかくにも、最下位で終わったことに、寧ろいち虎党としては来期の展開が面白くなった。来期の新生タイガースに注視していきたい。

唯木絢斗@oaonly180415をフォロー