侍ジャパンにも選ばれた笠原祥太郎

 

中日ドラゴンズの新星に思わぬアクシデントが襲った。

下手すれば命に関わる不整脈の疑いで先発を回避。

総力戦を強いられたドラゴンズだが、チーム一丸となってその穴を埋め、勝利をもぎ取った。

一方、それでも勝てない阪神に、虎党は激しく絶望する。

 

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中日笠原が不整脈の疑いで先発回避

2019年4月27日、ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズVS阪神タイガース4回戦で、中日の笠原祥太郎投手(24)が体調不良の為、先発を回避した。

前日にナゴヤ球場で行われた練習終了後に体の異変を感じ、名古屋市内の病院へ向かった笠原投手。検査を受診した結果「不整脈の疑い」と診断された。

中日の与田監督は笠原投手の登板回避を決断し、佐藤優投手(25)をスクランブルで先発に起用した。

チーム一丸で勝利を掴む

急きょマウンドに上がった佐藤投手だったが、コントロールが定まらず、初回に3失点。その後もピンチを招くも何とか無失点で抑え、3回でマウンドを降りる。

先発の柱を失い、ゲーム序盤から苦しい展開を強いられ、暗雲立ち込めるドラゴンズだったが、その穴をチーム一丸で埋めようと奮起。

4回からマウンドに上がった又吉投手は、3イニングをパーフェクトに抑える好投。その流れが打線に火をつけ、4回裏にはビシエド選手の逆転3ランが飛び出すなど、一挙4得点で逆転。その後も1点を加えたドラゴンズは、5-4でタイガースを退け、アクシデントに見舞われた一戦を勝利で終えた。

 

中日笠原が見舞われた不整脈とは?

笠原投手が体に異変を感じ、不整脈の疑いと診断されたが、具体的にはどのような症状だったのだろうか。

不整脈とはどれだけ危険なのか?

不整脈が疑われる主な症状

・息切れ
・フラツキ
・めまい
・失神
・急に胸がドキドキする
・脈が飛ぶ
・吐き気
・胸が苦しい
・胸が締め付けられる

不整脈の種類

不整脈には三種類あり、速い脈、遅い脈、飛んだり抜けたりする脈があるという。

速い脈(=頻脈)

心臓を動かす為の電気が異常に速く作られたり、電気の通り道が異常な場所にでき、そこを電気が通ってしまう為に発生。

遅い脈(=徐脈)

心臓を動かす為の電気が作られなくなったり、電気の通り道の途中で電気が通らなくなってしまう為に発生。

飛ぶ/抜ける脈(=期外収縮)

正常な場所から電気が発電されず、速く発電されてしまう為に発生。

無害な不整脈

ほとんどの不整脈は無害であり、以下に挙げる症状の場合、不整脈だったとしても過度に神経質になる必要はないそうだ。

運動や精神的に興奮した状態の時に脈が一時的に速くなる

不安や心配がきっかけで、過呼吸になる

 

怖い不整脈

ある特定の不整脈には注意が必要だという。下記の様な症状を示す場合、注意が必要。

急に意識が無くなる。失神する。

この症状の場合、心臓を動かす電気の作り方に異常があり、一時的に心臓が止まっている可能性があるらしい。

脈拍が1分間に40回程度と遅く、息切れやめまいがする。

この症状の場合、心臓を動かす電気の作り方に異常があるという。

突然動悸が始まる。

1分間に150~200回以上の脈拍が頻繁に起こっていると、かなり危険だという。

「心房細動」と呼ばれる不整脈も、この症状が見られることが特徴だが、長嶋茂雄氏もこれがきっかけで脳梗塞を発症に繋がった。

 

笠原投手はどのタイプの不整脈にあたるか分からないが、先発投手陣に不安を抱えるドラゴンズなだけに、兎にも角にも早くマウンドに帰ってきて欲しいというのが、ファンが願う共通の思いであろう。

 

それでも勝てないタイガース

アクシデントとはいえ、プロは勝ち負けにこだわらなければならない世界。タイガースとしてはこの試合、相手の弱みに付け込んで、是が非でも取らなければならないゲームだった。

矢野阪神の試練は続く

 

佐藤投手から初回に3点を取ったが、その後3回に満塁のチャンスを作るも粘られ無失点。結果的にそこで攻めきれないことが仇となり、又吉投手の好投を呼び、西投手もリズムを崩して逆転を許す形となった。

好機に弱いところは、ここ数年の課題となっているタイガース。未成熟なチームが完成の域に達し、常勝軍団への道を歩むのはまだまだ先の話のようだ。

 

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