激しいリーディング争いは場外乱闘へ?

 

勝ちたい気持ちが故のタックルだったのか。

故意ではないと信じたいが、ルメールはGIの大舞台において、川田に向けて立て続けに馬をぶつける格好になった。

今回の件は川田がバランスを崩し、下手すれば落馬、命の危険すら危ぶまれるものだった。

降着という結果はついてきたものの、やったもの勝ちな現状に、競馬ファンは主催者側への不信感を高める。

 

スポンサーリンク

ルメール騎乗のグランアレグリアが降着

2019年5月5日、令和最初となるGIレース、第24回NHKマイルカップが東京競馬場にて開催された。

レースは2番人気アドマイヤマーズが中団外目から力強く抜け出し、朝日杯フューチュリティステークスに続くGI2勝目を挙げた。ミルコ・デムーロ騎手は今年まだGIレースを勝てないでいたが、ここにきてようやく戴冠。大レースに強い男は、これを機に再び量産体制に入るか。

桜花賞をレースレコードで勝ち、圧倒的1番人気に推されたグランアレグリアだったが、中団を追走するも伸びきれず4着入線止まり。さらには最後の直線で外側へ急に斜行し、3番ダノンチェイサーに激しく馬体をぶつけた。これが被害馬の進路を著しく妨害したとみなされ、グランアレグリアは5着に降着となった。

バランスを崩す川田騎手

 

これが故意なのかはどうかは全く分からないが、ルメール騎手は皐月賞に続き、川田騎手をGIの大舞台でを妨害する形となった。

 

ルメール騎手の騎乗停止は6日間

5月5日時点でリーディングをひた走る川田騎手。ルメール騎手は10勝以上の差をつけられており、3年連続の栄冠に向け、川田騎手を意識せざるを得ないところだ。

川田将雅の心中はいかに?

 

3月にも騎乗停止をくらい、短期間で危険な騎乗を繰り返したことに裁定委員も事を重く見たようで、ルメール騎手は6日間の騎乗停止。ダービーにも騎乗できなくなった

断然の一番人気が予想されるサートゥルナーリアに騎乗予定のルメール騎手にとって、手痛い騎乗停止となった。川田騎手を意識したかどうかは不明だが、リーディング争いからさらに引き離されることは必至。

ルメール騎手の度重なる川田騎手への妨害は、勝ちを意識しすぎるが故の代償になることであろう。

 

サートゥルナーリアの代役はダミアン・レーンに

ダービーに乗れなくなったルメール騎手だが、大本命のサートゥルナーリアはいったい誰が乗ることになるのだろうか。

デビュー戦から手綱を取ったデムーロ騎手に戻るというのが、だいたい想像がつくところ。アドマイヤマーズを選択してダービー制覇は遠のいたが、NHKマイルCを制するに至った。ここでサートゥルナーリアが戻ってくるようなことになれば、デムーロ騎手にいい風が吹き始めたように思える。

しかし、競馬界の大御所は、デムーロ騎手をあまり良い風に思っていないようだ。

サートゥルナーリアのダービー騎乗は、短期免許で来日中のダミアン・レーン騎手に決まったと、キャロットファームから正式に発表があったとのこと。

いきなり重賞制覇したダミアン・レーン騎手

 

来日して早々、新潟大賞典を人気そこそこのメールドグラースで制し、その実力をまざまざと見せつけたレーン騎手。人気馬の騎乗依頼も殺到しており、日本競馬を牛耳る社台グループも彼をかなり推していることが窺える。

今年はルメール騎手に暗雲が立ち込めているが、それを他所に今度はレーン騎手が日本競馬会を席巻する存在になってしまうのだろうか。

令和が訪れたこの年、競馬界にも新たな流れが入ってこようとしている。

唯木絢斗@oaonly180415をフォロー