上位力士との壁が厚く、苦汁を飲まされてきた御嶽海だが、今年は一味違う。

初場所を迎え、いきなり二横綱、一大関との勝負となったが、見事三連勝。遠かった金星をあっさりと二つ手にした。

横綱不在の名古屋場所で優勝を果たしたが、その後の秋場所は9勝止まりで大関入りを逃し、先場所は負け越しと振るわず。

心機一転で迎えた2019年。新時代を築く一番手となり得るか。

 

御嶽海の過去成績

平成三十年 大阪場所
成績:七勝八敗
番付:関脇

初日 荒鷲
二日目 宝富士
三日目 遠藤
四日目 逸ノ城
五日目 玉鷲
六日目 貴景勝
七日目 千代大龍
八日目 栃ノ心
九日目 琴奨菊
十日目 松鳳山
十一日目 千代丸
十二日目 正代
十三日目 北勝富士
十四日目 高安
千秋楽 豪栄道

 

平成三十年 夏場所
成績:九勝六敗
番付:小結

初日 大栄翔
二日目 白鵬
三日目 阿炎
四日目 栃ノ心
五日目 玉鷲
六日目 遠藤
七日目 魁聖
八日目 松鳳山
九日目 豊山
十日目
十一日目 鶴竜
十二日目 千代大龍
十三日目 琴奨菊
十四日目 正代
千秋楽 逸ノ城

 

平成三十年 名古屋場所
成績:十三勝二敗(優勝)
番付:関脇

初日 阿炎
二日目
三日目 貴景勝
四日目 玉鷲
五日目 松鳳山
六日目 正代
七日目 琴奨菊
八日目 千代の国
九日目 大翔丸
十日目
十一日目 魁聖
十二日目 高安
十三日目 豪栄道
十四日目 栃煌山
千秋楽 豊山

 

平成三十年 秋場所
成績:九勝六敗
番付:関脇

初日 正代
二日目 千代大龍
三日目 玉鷲
四日目 逸ノ城
五日目 栃ノ心
六日目 豪栄道
七日目 貴景勝
八日目
九日目 白鵬
十日目 鶴竜
十一日目 魁聖
十二日目 稀勢の里
十三日目 妙義龍
十四日目 高安
千秋楽 阿炎

 

平成三十年 九州場所
成績:七勝八敗
番付:関脇

初日 栃煌山
二日目 玉鷲
三日目 錦木
四日目 妙義龍
五日目 魁聖
六日目 北勝富士
七日目 貴景勝
八日目 逸ノ城
九日目 竜電
十日目 正代
十一日目 嘉風
十二日目 豪栄道
十三日目 千代大龍
十四日目 栃ノ心
千秋楽 高安

 

全体的に、やはり上位陣との取り組みで星を落としている。秋場所の白鵬、鶴竜、稀勢の里との三横綱との一戦は、得意の突き押しを最初から封じられ、あっさりとまわしを許し、組む展開に持ち込まれている。上位との一番になって、突きを活かせず苦杯を味わうことが多いのは、相手の圧力なのか、それとも技術が足りないのだろうか。

しかし、今場所は一転、稀勢の里にも鶴竜にもまわしを許さず、得意の突き押しの展開に持ち込んだ。序盤にまわしを簡単に切らせない上手さが光っている。この内容で序盤の上位陣との取り組みを乗り切れば、二度目の賜杯が見えてくるに違いない。

 

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御嶽海の四日目は貴景勝との一番

序盤の四日目にして、御嶽海は早くも大きな山場を迎える。

本日1月16日、先場所優勝の貴景勝との一番が控えている。最近は3連勝中と相性は良いが、貴景勝も雪辱に燃えていることは間違いない。お互い突き押し相撲が長所であり、激しく譲らない手の出し合いが大きな見どころになるだろう。

 

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世代交代が注目される初場所

世間は稀勢の里の進退で一色のムードだが、個人としては御嶽海か貴景勝が優勝を争い、どちらが新時代の引っ張る一番手として名乗りを上げる場所として注目している。今日の四日目の取組は、実質、優勝決定戦とも言える大一番だ。

横綱、大関陣に元気がなく、健在なのは白鵬くらい。平成後半に一時代を築いた大横綱に、引導を渡すことに手を挙げるのは果たしてどちらか。

※1月18追記

事実上の優勝決定戦と言っても過言ではない大一番を制したのは、御嶽海だった。立ち合い後の貴景勝の突き押しに全く動じることなく、落ち着いて好機を窺う。しびれを切らした貴景勝がはたきに出て、受け身になったところを御嶽海は見逃さず、右四つの態勢を作った。すると、そのまま寄り切り、先場所の王者を危なげなく退けた。

翌五日目も、両力士は万全の相撲で白星を手にした。小兵の大力士にならんとせん二人の賜杯争いに、今後もまだまだ目が離せない。

 

 

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