流山おおたかの森駅南口

 

「母になるなら流山」というフレーズで人を誘致し、それなりの月日が流れた。

そして自然豊かな木々が生い茂る森だけが自慢だった静かな町は、急速に発展し多くのマンションが立ち並び、県内有数のベッドタウンへと様変わりした。

子育てのし易さ、住みやすさを大いに感じであろう流山だが、実際のところは果たしてどうか。

35年以上その地に住み続けている者が、そのリアルな実態をお届けする。

 

流山市は住みやすいのか?

結論を急ごう。

住みづらい。その一言に尽きる。

理由は何かと言えば、人が増えすぎてにっちもさっちもいかない状況に陥っている。これから流山に移り住もうと思っている方々がいれば忠告しておく。

やめておいた方がいい

今はまだいいかもしれないが、これ以上人が増えれば、様々な面で破綻してくるもは火を見るよりも明らか。35年以上この地に住み続ける男が言うのだから、それなりの信憑性がある言葉だと思ってもらってよい。

なぜ、流山という町が急速に発展しながらも、人が増えすぎて大問題になっているのか、その真相を解き明かす。

 

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流山市が発展した訳

流山市が急速に発展したのはこれに尽きる。つくばエクスプレスが開通したからである。

 

つくばエクスプレス

 

元々、この流山近辺に住む人々にとって、東京へと足を運ぶ為にはJR常磐線が必須であった。

 

JR常磐線

 

高度経済成長を遂げて以来、常磐線の混雑は地域で大きな問題となっていた。この混雑緩和を図る為「常磐新線計画」が1960年代から繰り広げられたが、地元住民の強い反対があり、プロジェクトは難航した。

その常磐新線計画から派生して生まれたつくばエクスプレスだが、開通したのは2005年。満を持して開通した当時のつくばエクスプレスの主要駅の周囲は、こんな感じであった。

2005年・流山おおたかの森駅南口

 

見事な草原。

当時小生は大学生で、東京へ出るのに1時間半かかっていた時間が1時間に短縮され、地元民としては大変うれしい存在であった。

しかしその3年後、ショッピングモールが出来てから、町の様相は一気に変わる。

2008年・流山おおたかの森駅南口

 

右奥に見えるタワーマンションが、今の人口増加の象徴。駅前にはマンションが乱立し始め、人が一気に流れ込み始めた。

 

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流山市に住むメリット

東京への路線が入ってきたという「漁夫の利」を得た流山市は、急速に発展を遂げた。そして新しくこの地に居を構えんとする人々が増え始めた。この街に住むメリットを挙げるとすれば、以下が思いつく。

移り住むには精神的敷居が低い

新興住宅地が多く、そこに住む人に地元住民はほとんどおらず、多くは他県から移り住んできた人々だ。故に、地元特有のしがらみは一切なく、地域との交流はフレッシュなものであり、新生活を始める精神的な負担は少ない。

治安が良い

高層マンションが立ち並び、高収入世帯が移り住むようになってきた。所謂「プチセレブ」が多く住むようになって以来、治安は劇的によくなった。最近、パチンコ屋を駅周辺に造ろうという計画が持ち上がった際は、住民から一斉に批判を浴び、尻すぼみになったこともある。

 

流山市に住むデメリット

当然良いことばかりではない。むしろこれから移り住むには大きな壁があることを認識してほしい。

行政が愚か者ばかり

とにかく行政の対応に甚だ疑問を感じる。

先ほど「漁夫の利を得た流山市」と表現したが、その恩恵だけで発展しただけに過ぎない流山市。その行政に属する職員の運営能力は皆無に等しい。

保育園や小学校が全く足りていないのにも関わらず、未だ高層マンションの設立を許容してしまう。これ以上人が増えれば、子供たちにまともな教育を受けられないばかりでなく、つくばエクスプレスの混雑もますます酷くなる。そこまでして税収が欲しいのかと疑いたくなる。

常磐線混雑解消を目的に作られたはずの路線が、今度は自身が混雑の煽りを受けるはめに。まさに「ミイラ取りが⋯⋯」状態。

住民から「人がこれ以上増えたら困るので『母になるなら流山』というキャッチフレーズをやめたらどうか」という声に対し、流山市の保育課は「それは広報の仕事なので⋯⋯」と縦割り塩対応の一点張り。

この愚鈍すぎる行政が改まらない限り、この街に未来はない。

保育園・幼稚園・小学校が足りない

愚かな行政のおかげで発生した大きな問題がこれ。

「母になるなら流山」と謳っておきながら、待機児童の問題は全く解消されていない。保育園は入れればラッキーと思っておいた方がよい。我が家の娘は何とか第4希望(第6希望中)の保育園に入れることが出来たが、知り合いからは「運が良いね」と称賛されるばかり。

また、幼稚園ですら入ることもままならない流山市。運が悪ければ、家から離れた過疎地の幼稚園に入れざるを得なくなる。

何とか保育園、幼稚園を卒業し、義務教育とされる小学生に進級を果たしたとしても、また大きな試練が待っている。全ての小学校が10クラス以上のマンモス化しているどころか、一番家から近い小学校に入れることすら拒まれる。マンション購入時、小学校から近いと謳われていても、その学校に入れるかどうかは疑ってかかった方がいい。

また、運動会が悲惨なイベントと化す。我が子の雄姿を見に来た父兄は校庭に入りきらず、教室内のビデオ中継で観戦せざるを得ない始末。

そんな状況でも、一向に学校を増やそうとしない行政。全く何を考えているのか分からない。

 

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