秋のGIシーズンが明日、9月30日からその幕を上げる。第一弾は電撃の6ハロン戦、スプリンターズステークス。

写真の昨年の覇者・レッドファルクスは史上初のG13連覇がかかっているが、歴代の名馬はことごとくその壁に跳ね返されてきた。

今回、そんな彼も苦戦を強いられることだろう。

その全貌は、これから紹介するデータで明らかになる。

スプリンターズステークス過去10年のデータ

ここからデータをダウンロードできるので、是非、参考にしてほしい。
まとめだけ欲しい面倒くさがり屋の方はこちらから。

注目すべき点をピックアップしていこう

関西勢が強い
勝率、連対率、複勝率、占有率すべてにおいて関西勢が上回っている。特に関西騎手が乗る場合は顕著にその傾向が現れる。間違っても関東騎手を軸馬にするような真似を犯してはならない。

乗り替わりはダメ
乗り替わりの無い馬が圧倒的なシェアと好走率を誇っている。乗り替わりが発生している馬は相手までとするべき。

③年齢
4~6歳が中心。特に4歳馬が強いが、今年は4歳馬が一頭も出走していない。狙うは5~6歳馬となる。

牝馬
牝馬の方が好走率が高い珍しいレース。牝馬だからと侮るなかれ、安心して軸に据えられる。

前走人気
このデータでほぼ軸馬が絞れていいといっても過言ではない。前走4番人気以上の馬がほとんど好走している。軸に据えるならこの条件は必須だ。

⑥馬体重
少しオカルトチックなデータとなるが、460kg以上~500kg未満の馬に、好走馬が固まっている。軸馬はこの範囲から選ぶのも手だ。

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スプリンターズステークス1番人気をどうするか

前日20時30分時点で、1番人気はファインニードルで3.1倍。前走トライアルを道悪でも勝っているし、もっと人気すると思っていたが、何かファンの中で懸念材料があるということだろう。

セントウルS組は最も出走馬が多いステップだが、過去10年、セントウルS→本番と連勝した馬は皆無だ。この辺りが、ファンの不安を煽っているのであろうか。川田騎手も1番人気で上位には安定して来るものの、勝ちを取りこぼすイメージがある。

かといって、1番人気の成績は過去10年、勝率40%、連対率60%と、悪くない数字である。セントウルSを勝って2着に来た例はあるし、連軸には最適ではなかろうか。

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スプリンターズステークスの展開を読む

何と言っても今年は行きたい馬が揃いに揃っている。まずは、逃げ宣言をしていて、昨年3着にも入っているワンスインナムーン。前走ハナを譲らず2着を確保した3歳牝馬ラブカンプー。自分の形に持ち込むと強いセイウンコウセイ。前走逃げ勝ったナックビーナス⋯⋯。

ハナを奪わんとする馬が4頭も揃っており、厳しい流れが予想されそうだ。しかも台風予報で天気は大荒れ。力の要る馬場への適性と長い脚で粘り込む能力が求められる。

スプリンターズステークスをどう買うか

結論として、逃げ争いを尻目に好意で上手く立ち回れる馬を中心としたい。一番人気のファインニードルは真ん中の枠で様子を見ながら先行できるし、上手く立ち回れるだろう。高松宮記念を制した絶対的スピード能力、勝ちきるイメージはないがソツなく乗る川田騎手なら、確実に上位に絡んでくるだろう。

ファインニードルから前走4番人気以内だった馬の馬連流しであれば、確実にプラス収支を見込めるのではなかろうか。

それではつまらんという方には、思い切った策を提案したい。⑥番のダイメイプリンセスを中心に考える策である。

夏は三戦と厳しいローテを踏んでいるが、馬体重に大幅な減りは無く、調教後の馬体重が528kgと遠征を加味しても確実にプラス体重で臨んでくるはず。つまり、連戦の疲れも無く元気一杯で充実しているということ。

前走の内容は2着だったが、一番強い競馬をしていた。勝ったアレスバローズは空いたインをついて上手く立ち回った印象が強い。外から僚馬・ラブカンプーをねじ伏せに行った同馬は、内容としては最も強かった。

乗り替わりの無い関西馬で、関西騎手(秋山騎手)が乗り、前走は4番人気。しかも森田厩舎2頭出しの人気の無い方と、好走漂う数々の条件が揃っている。

現在30.7倍の11番人気と、だいぶ軽視されているが、これだけの馬が人気落ちしているなら、買い方も色々と遊べる。単勝の押さえも利くし、思い切って単勝勝負も面白い。個人的にはファインニードルとのワイド一点、馬連一点買いが最良の手と見ている。

ただ、夏の連戦の影響もあるので、パドックの気配だけはしっかりとチェックしておきたい。

 

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