もうユーザーがついていけなくなっていることが明白。

一部のコアなファンにのみ受け入れられている現状。

創造したいという思いだけでは許さない資本主義社会の厳しさが垣間見えた。

スクエニの田畑ディレクターが退職

ファイナルファンタジー15のディレクターを務める田畑端(はじめ)氏が、2018年10月31日をもって、LUMINOUS PRODUCTIONS、及びスクウェア・エニックスグループを退職していたことがわかった。

テクモ株式会社(現コーエーテクモホールディングス)で「モンスターファーム」などを手掛けた後、スクウェア・エニックスへ移籍。「ファイナルファンタジーシリーズ」のディレクションを担当し、2018年3月27日には、スクウェア・エニックス・グループの新開発スタジオとなる 「LUMINOUS PRODUCTIONS」のCOO兼スタジオヘッドとして就任。

田畑氏は退職の際にコメントを発表。

「FFXVは、まさに人生を掛けて挑んだ特別なプロジェクト」

「FFXVの次の挑戦として、どうしても実現させたい仕事があります。そのために、現在の場所を離れて、その新しい挑戦に向けて、自ら事業を立ち上げていくつもりです」

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FF15のDLCも制作中止へ

ファイナルファンタジー15は発売から2年が経とうとしているが、本編では書かれなかったエピソードをDLC(ダウンロードコンテンツ)として配信し、制作が進められていた。

「未来への夜明け」シリーズと題して、2019年度中に4作に渡るエピソードを制作することを発表をしていたが「エピソード アーデン」を残し、それ以外の3つのエピソードは、制作の中止が改めて発表された。

スクウェア・エニックス・ホールディングスが7日発表した2018年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比51%減。子会社であるLUMINOUS PRODUCTIONSに対し、事業方針の抜本的見直し、同社の強みを活かせる大規模高品質ゲームの開発への集中を進めると発表。その上で、FF15の開発中止を主な理由とし、37億円の特別損失を計上した。

つまり、田畑氏は事実上、損失の責任を取っての辞任との見方が強い。

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迫力ある映像美にユーザーは飽食気味

幼いころ、ファイナルファンタジーシリーズには日々の余暇を楽しむコンテンツとしてお世話になってきたが、最近の同タイトルはスピンオフ企画が次々と生まれ、遊ぶ側としてその流れについていけないのが、個人的な印象。

日本を代表するゲームタイトルの一つとしての認知はあるが、複雑化した構造は一部のコアなファンにしか受け入れ難いものになっていることは、暴論では無かろう。

多くの開発費用をかけても、報われないほど膨れてしまったユーザーの欲求。

スクエニはこの事実に気付き、新たな路線を見出さない限り、未来はないのではなかろうか。

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