予想通りの後任者であった。

それなりに虎党を語る者であれば、上の御身がタクトを振るうことは、想像に難くなかったであろう。

以前、阪神の次の監督は誰かを論じていたが、新体制が正式に発表されたので、その事実を元に、改めて来期のチームを占ってみようと思う。

特に、例年のように取り上げられる貧打解消と若手台頭は、実現するのであろうか。

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阪神の2019年コーチングスタッフ一覧

以下のように、2019年の阪神タイガース新体制が発表されている。

【1軍】
 ◎監督 矢野燿大 49歳
 ○ヘッドコーチ 清水雅治 54歳
 ▲投手コーチ 金村暁 42歳、福原忍 41歳
 ▲バッテリーコーチ 藤井彰人 42歳
 ▲打撃コーチ 浜中治 40歳、平野恵一 39歳
 ▲内野守備走塁コーチ 久慈照嘉 49歳、藤本敦士 41歳
 ▲外野守備走塁コーチ 筒井壮 43歳
 △トレーニングコーチ 伊藤敦規 55歳

【2軍】
 ◎監督 平田勝男 59歳
 ○総合コーチ 高代延博 64歳
 ▲投手コーチ 香田勲 53歳 高橋建 49歳
 ▲バッテリーコーチ 山田勝彦 49歳
 ▲打撃コーチ 新井良太 35歳
 ▲守備走塁コーチ 中村豊 45歳
 △育成コーチ 安藤優也 40歳
 △育成担当兼分析担当コーチ 日高剛 41歳

ほぼ1軍と2軍を入れ替えただけの体制。ウエスタンで優勝したスタッフ体制だから、一軍でもそれでいけるやろ的な、正直、安易な考えを元に構成された印象を持った。

特に打撃コーチは本当にそれでいいのかと、まずそこに目が行った。

阪神の2019年打撃コーチ陣が不安!

貧打解消、若手大砲。

例年の如く、このチームには上記のワードが嫌な感じで耳を響かせる。

とりあえず以下の方を退団させたのは、一歩前進としておこう。

しかし、打撃コーチ陣を見て、本当にそれが実現するかどうか、甚だ疑問なところがある。

まずは、浜中治氏

ケガに泣かされ続けた大砲という印象が強いが、天才肌で、感覚的な印象も同時にあった。バッティング理論を若手に叩き込み、調子落ちした選手の修正能力があるのか、心配な部分がある。

そういえば結局、和田一浩の入閣はなくなってしまったようで。

NHK野球中継時の解説を聞く限りでは、大変論理的で、好印象を受けていたので、少し期待していたのだが。

続いて、平野恵一氏。

2010年シーズンは .350と、リーグ2位の数字を残した。個人的にも、ヤクルト青木とチームメイトのマートンの3人で首位打者争いを演じていたことを、強く頭に焼き付けられている。

しかし、総じて「小技の守備職人」というイメージが強く、バッティングが売りだったとは決して言い難い。

和田氏を入閣させ、彼を守備走塁コーチに回すことが、ベストな選択だと思っていたのだが。

おまけに(?)2軍打撃コーチの、新井良太氏。

⋯⋯ていうか、ギャグか? バッティング教えられんの?

いや、もう、ただそれだけである。

きっと、同調してくれる虎党も少なからずいるはず。

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阪神の2019年の目指すは、スモールベースボール?

2018年、阪神ファームの成績は、盗塁が多かったことが特に目に映る。

超積極野球を掲げて、矢野2軍監督はファーム日本一を勝ち取ったとのことだが、それを1軍でも体現しようというのか。

そうすれば、ヘッドコーチに清水雅治氏を招へいしたのも、何となく察知が付く。

現役時代は俊足巧打タイプで、コーチとしては、日ハムやロッテで守備走塁コーチを任されていた。特に日ハム時代は、投手から外野手に転向した糸井、内野手から外野手に転向した陽岱鋼、守備に不安のあった中田翔らを、一流の外野手に育て上げたことで知られる。

彼を参謀役として入閣させることは、空き巣のセンターを固めること、また、巧打と走塁中心のスモールベースボールで勝ちにいく意図が見える。

たしかに、ホームランの出にくい甲子園では、足を絡めた野球は非常に有効だ。金本前監督はやりたくてもやれなかった、というか、本当にやる姿勢を見せていたかは疑問だったが、来年はスモールベースボールで勝利をもぎ取るタイガースの姿が想像できる。

すると、平野氏の打撃コーチ留任は的を得た選択といえる。バントやエンドランのノウハウは、かなりのものを持っているはずだ。

来期、攻撃面で重要になってくるのは1、2番。今シーズンは目覚ましい成績を残した糸原と北條のコンビには、大きな期待がかかる。

清水氏が外野手に転向したての選手を育てるのに長けているとすれば、個人的に前々から望んでいる彼のコンバートが、本当に実現するのではと、大きな期待をかけている。

いや、うえぽんのセカンドの守備は、本当に毎回危なっかしくて。。

守備で怪我することも多いし。。

何卒、上本博紀の外野コンバートをお願いしたい。

32歳になった今からでも、きっと遅くない⋯⋯はず。

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