
仕事一筋サラリーマンから
主夫に転身した唯木です。
うたのおねえさんは子供たちの憧れであることは、今も昔も変わりません。
世間の注目を一身に浴びるおねえさんたちは、実に優秀な経歴を持っているに違いないでしょう。
しかし、日本人が大好きな偏差値で言えば、おねえさんたちのそれは決して高いとは言えません。
そこには、
NHKの黒い思惑が⋯⋯!?
目次
うたのおねえさんになるには音大を目指せ
うたのおねえさんの一般募集はなく、主に音楽大学に対し募集がかけられます。募集がかけられる主な音楽大学は以下の通り。
・洗足学園音楽大学
・武蔵野音楽大学
・国立音楽大学
・東京芸術大学
詳しくはこの後に書いていきますが、少なくとも歴代のおねえさんを輩出している大学を出ておくことが、うたのおねえさんになる為の近道となるでしょう。
それでも、うたのおねえさんになるには600倍という倍率を勝ち抜かねばなりません。本気で目指すならその厳しさはよく理解されたく。
歴代おねえさんの学歴
言わずもがな、うたのおねえさんは音楽に精通していなければなりません。
歴代おねえさんは、ほとんどと言っていいほど音大を卒業。音大に出ていなくとも、劇団、若しくは短大でも音楽科のある学校に在籍した経歴を持っています。
あつこおねえさん(小野あつこ)
たくみおねえさん(三谷たくみ)
しょうこおねえさん(はいだしょうこ)
宝塚歌劇団
りょうこおねえさん(つのだりょうこ)
あゆみおねえさん(茂森あゆみ)
ゆうこおねえさん(神崎ゆう子)
みゆきおねえさん(森みゆき)
さっこおねえさん(しゅうさえこ)
ひとみおねえさん(奈々瀬ひとみ)
くまちゃん(松熊由紀)
のぶちん(斉藤伸子)
こうして歴代おねえさんの卒業校をみてみると、多くの「おねえさん」を輩出している武蔵野音楽大学に注目が集まるところ。
世間の注目を一手に浴びるうたのおねえさんの出身が多いということで、さぞかし優秀な人材が集まるのだろうと思うところですが、実際はどうなのでしょう?
そもそも音大に入るのって、難しいのでしょうか?
音大に入るのは難しいけど⋯⋯
音大の難易度に関しては、下記サイトが詳しいです。
御サイトから合格倍率を示したランキングを抜粋し、さらにうたのおねえさんを輩出した大学にスポットを当ててみます。
2018《最新音大実技ランキング》
Aa:【東京芸術大学】(合格倍率4倍)
Ac:【東京音楽大学】(合格倍率2~1.6)
C :(人気はあり定員割れしていない)
【洗足学園音楽大学】 (合格者600名マンモス化)
Fランク:(定員割れ)
【国立音楽大学】(定員割れ。受験220不合格たった5、ヴァイオリン応募4、合格3、ヴィオラ、チェロ志願0)
【武蔵野音楽大学】 (募集310 志願246 合格221 姑息にも受験者数だけ公表せず。受験者と合格者ほぼ同等だから公表出来ない
あつこおねえさんの卒業した東京音楽大学はそこそこの難関みたいですけど、先に紹介した武蔵野音楽大学は定員割れしているのが実態。

武蔵野音楽大オープンキャンパスの様子
といっても、誰でも入れると言えば大間違いで、一般試験の他、音楽の実技試験もありますので、何かしら音楽に精通していなければ門前払いです。
では、なぜ定員割れしているような音大が多いかと言えば、難易度の割に就職率が低く、学費も一般の大学に比べて高いので、生徒を集めるだけでも大変な事情があるようで。
音楽の道で食っていくのは、なかなか厳しい壁が待ち構えているのですね。
音大の難易度は関係ない?
とはいうものの、音大の難易度は、うたのおねえさんになることにおいて、あまり関係がないようです。
その理由についても後ほど詳しく語っていきたいと思いますが、うたのおねえさんになるには、様々な基準があり、コツもあるとのこと。
その数々をご紹介します。
うたのおねえさんになるには明るく元気に
うたのおねえさんは⋯⋯
「明るく元気で笑顔」
という印象が強いです。
当たり前なこと言ってすみません^^;
ただ、明るく元気で笑顔が素敵な人材が選ばれることは、必須の条件であることは間違いないでしょう。

明るく元気に恥ずかしさは捨てよう!
下記サイトにて、うたのおねえさんの一次審査に合格したことのある方のエピソードが語られています。
その一部を抜粋させていただきます。
オーデ審査員『でわ、歌おねになったつもりで、私たちに自己紹介してください。あと、歌も適当に。』
何て言うもんだから、開き直って
『は~い♪よい子のみんなぁ~。izuminで~す♪こんにちは~♪あれ?みんな、声が小さいなぁ。もう一回、行くよっ!こ~んに~ちは~♪』
って、超ノリノリで叫びましたわ(気持ちよかったw)
しかも、歌も降り付き(何か忘れたw)
ま・・・周りの音大生、引きまくり~びっくりしまくり~。
だって、お嬢が多いもの。みんな、ふっつ~にオーデ受けてたからね。

頭だいじょうぶ?

⋯⋯まあ、正直なところ、サイト主様の文面から察するに、失礼ながら頭の切れる印象は持てませんでしたが、明るくノリが良いということは間違いなさそう。
大人しいお嬢様の多い音大生がオーディションを受ける中、彼女のインパクトは審査員の瞳のなかでは輝いていたようですね。
「ぶっ飛びキャラクター」
である必要はないにしろ、少なくとも明瞭活発な性格であることは、うたのおねえさんの条件に盛り込まれていることに、疑いようはなく。
うたのおねえさんになるには愛を示せ
うたのおねえさんになるための、差別化を図る要素として⋯⋯
「あかあさんといっしょ愛」
それをいかに持っているかという点も、審査員の目に留まるようです。
20代目のおねえさんであるたくみおねえさんは、オーディションで歴代のうたのおにいさん・おねえさんの名前を滑らかに暗唱し、おかあさんといっしょの膨大な知識量を示したといいます。

たくみおねえさんの示した半端ない愛
明るく元気で歌が上手いのは、当たり前。
おかあさんといっしょを愛し、
いかに忠誠を誓えるか
それをアピールすることが重要になります。
うたのおねえさんになるには貧乳を目指せ
うたのおねえさんの選考に⋯⋯
美人すぎてはいけない
胸が大きすぎてはいけない
そんな基準があるなんて噂があります。
胸が大きすぎてはいけない?
フリルが可愛い洋服がよく似合い、美しい歌声を笑顔で披露するうたのおねえさん。ダンスにおいてもとにかく元気いっぱいに動き回ります。
このようなキャラクターと動きの性質から、親しみやすく、あまり美人ではない方が良いと。さらに激しい動きが多いことから、目のやり場に困る巨乳の女性はNGとのことです。
美人かどうかは個人個人で判断が異なるところですが、上半身の部分に関してはある程度公平な目で評価できるのではないでしょうか。
16代目 ゆうこおねえさん(神崎ゆう子)
17代目 あゆみおねえさん(茂森あゆみ)
18代目 りょうこおねえさん(つのだりょうこ)
19代目 しょうこおねえさん(はいだしょうこ)
20代目 たくみおねえさん(三谷たくみ)
21代目 あつこおねえさん(小野あつこ)
あつこおねえさんから、貧乳限定は解放?

主夫が書くこと?
たしかに⋯⋯。
本当に申し訳ない⋯⋯
ああ、ブラウザを閉じないで⋯⋯!
⋯⋯とにかく、少なくとも「大きすぎてはいけない」という基準は、どのおねえさんも満たしているように思えます。
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うたのおねえさんになるには恋愛をあきらめろ
「おかあさんといっしょ」と言えば、1959年から実に60年の歴史を誇る育児番組の代表格であることは周知の事実。NHKはその狙いについて、以下のように言及しています。
2~4歳児を対象とした教育エンターテインメント番組です。お兄さんお姉さんと一緒にスタジオで楽しく展開する歌や体操、人形劇やアニメーションなどを通して、低年齢児にふさわしい情緒や表現、言葉や身体などの発達を助けることをねらいとしています。
つまりは、未来を担う子供たちのお手本的な存在となっていなければならないということ。
そこには、子供たちの為に全てを注ぐ覚悟が必要とされています。それを象徴するのが「掟」の存在です。
うたのおねえさんの厳しい掟
うたのおねえさん卒業後、バラエティー番組で顔を出すことが多くなった「はいだしょうこ」さんは、歴代のおねえさんや番組関係者が口を閉ざしてきた「掟」ついて、そのベールを解き放ちました。

しょうこおねえさんの語る掟とは?
■ファッションやネイルの場合、派手なものは禁止
■立ち食い禁止
■信号無視禁止
■NHK以外のテレビ出演禁止
■恋愛・結婚・妊娠禁止
■海外渡航禁止
■スポーツ禁止
■自動車の運転禁止
■歌舞伎町を歩かない
服装
化粧
生活マナー
恋愛
外出先⋯⋯
とにかくいろいろなことを制限される掟は、アイドルグループの比ではないでしょう。
生まれてこの方男性をお付き合いしたことがない「年齢=彼氏いない歴」という経歴も、審査員を惹き付ける要素かもしれないですね。
うたのおねえさんになるには過酷なスケジュールに耐えろ
うたのおねえさんは唯一無二の存在。
同じく⋯⋯
うたのおにいさん
体操のおにいさん
体操のおねえさん
彼らも同様のことが言えます。
だからこそ、日常生活に関する禁止事項を多く立てて、飛行機が欠航して収録に間に合わない、スポーツや自動車運転から生じるケガで出演できないといった不測の事態を避ける必要があります。
また、課せられるノルマやスケジュールも過酷!

休みたくても休めません
■就任最初の3ヶ月で1000曲を覚える。
■男性でも一般女性が歌いやすいキーで声を調整する
■月曜から水曜は収録、木曜は次週のリハーサルを行い、金曜に歌の録音。
■週末は地方へ出かけてファミリーコンサートに出演。
うたのおねえさん採用倍率は600倍だという噂は先ほど述べましたが、その関門を潜り抜けるにはそれ相応の覚悟がいるということでしょう。
しかしながら、僕はこの体制、令和を迎えた時代に大変そぐわないものであると、警鐘を鳴らしたく。
うたのおねえさんの月給はブラック企業並?
厳しい禁止事項に加え、過酷なスケジュールを組まされる「おかあさんといっしょ」出演者たち。
彼らはNHKとしての扱いは契約社員であり、月給も30万ほどであるという噂があります。それが本当であるならば、その見返りは時給換算にすると実に寂しいもの。
一方でNHK職員の平均年収は1000万越えて当たり前とされ、さらにNHK職員の学歴は東大・京大、早慶上智などの出身が多く、学歴が非常に高いです。
出演者と職員の差を考えると、NHKはブラック体質と揶揄される声が聞こえるのも無理はありません。しかし、それは日本の体質である学歴、とりわけ偏差値偏重型階層社会の宿命なのかもしれないですね。
言うことを聞ける人が求められる?
安い人件費で無理強いさせられるのは、この国において総じて学歴の低い人材。
つまり、冒頭に申し上げたようなランクの低い音大に対し「うたのおねえさん」の募集をかけるのは、就職口の狭く、無理強いがある程度利く人材が揃っているからだと考察します。
当の本人たちは、心の底から歌と子供たちを愛していることは間違いなく、好きなことに邁進する日々に充実感を得ていることでしょう。
ただし「好き」という出演者たちの思いを制作サイドが悪用し、万が一への備えを彼らの拘束で成し得る姿勢は、異常と言わざるを得ません。
さて、
そんな偏差値偏重社会の批判はさておき⋯⋯
うたのおねえさんを目指すのであれば、おかあさんといっしょへの愛というか、NHKへの愛を示さねばならなりません。
それは悪く表現すれば、NHKに従順な奴隷になる覚悟を持つ必要があるとも言えるでしょう。
「こいつは多少のことではヘコたれないし、言うことをよく聞きそうだな」
審査員にそう思わせれば、うたのおねえさんへの道はグッと近付くはずです。
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うたのおねえさんになるためのまとめ
うたのおねえさんになるには⋯⋯
定員割れしている音大を目指せ
明るく元気であれ
貧乳であれ
おかあさんといっしょ愛を示せ
恋愛はするな
NHKの奴隷になる覚悟を持て
以上を心がけるべきと、結論付けます。
ちょっと暗い話になって大変恐縮ですが、子供たちの笑顔のために身体を張って頑張るうたのお姉さんを、これからも温かい目で見守っていきたいですね。